PSO2:NGS読み込み高速化 [編集]

コラム概要 [編集]

SSDにインストールする、グラフィックカードやCPUで推奨されている性能を満たす、を行えば基本的には全て解決できますが、ここでは主に必要最低環境を満たさないパソコンの設定で改善できる可能性のあるものを挙げていきます。

用語区別

ラグ (遅延)
通信の遅延により、データの伝達が遅れてしまう現象。
敵の位置のワープ、自分は動けているのに他のプレイヤーが全く動かずしばらくしてから別の場所にワープする、ダメージを与えられない・受けない状態になってしばらくしてから一気に数字が出て反映されるなどの症状がこれに当たる。
処理落ち
GPUなどパソコンのハードウェア性能の不足が原因で起きる画面描画の遅れなどの現象。
エリア移動の読み込みに時間がかかり他のプレイヤーがかなり先に進んでしまっている、秒間書き換え回数 (fps) が安定せずあいだのフレームが飛んで紙芝居のようにカクカクしてしまうなどの症状がこれに当たる。

基本的に処理落ち・ラグの原因は色々。
このコラムではPSO2を快適にする為の一考、一案としてお考えください。
全ての項目を実行するもしないも自由です。

ただし、設定をする場合は基本的に自己責任 となります。逆効果の場合や、重大なセキュリティのリスクを犯す場合もあるためよく考えて実行してください。
また通信速度に関してはプレイヤー側だけで対処出来ない場合もあり、公式側の対応等が求められる場合もあります。

※ ウィルスに感染していたりデータが破損していた場合はこれらの対策を行っても効果がありません。
※ 一部ラグに関しては公式側で調整がされるまでラグが頻発する可能性があります。
※ 時折公式側がサーバー負荷調査と言う名目で調査をしている場合があり、調査中はラグが出やすくなる傾向があります。

PSO2ランチャーでファイルチェックを行う [編集]

PSO2ランチャー起動時にあるファイルチェックの項目をクリック
短いと15分前後ですが長いと2時間以上チェックが入るので時間がある時に行うのが望ましい
ファイルチェックを行って「ダウンロードが完了しました」と出た場合は再起動を推奨
欠陥があったかエラー等での断片化で正常ではないファイルが混ざってた事でのラグやロードが長くなる原因の解消が見込めます

PSO2の簡易描画設定を変更する [編集]

ゲーム内でオプションからグラフィックのタブを開き、簡易描画設定を低い数値に変更する

基本タブの項目で「巨大モニターで動画を再生しない」を選択する。
※ ゲーム内の動画はかなり重たいので再生しないようにするだけで結構な違いが出る。

PSO2のグラフィック設定を下げる [編集]

ゲーム内でオプションからグラフィックのタブを開き、各種設定をOFFや低い数値に変更する
最大フレームレート項目は一秒間に何回画面を書き換えるかの設定。
通常のディスプレイはだいたい60fpsなので、60fpsに設定されていれば良いが
処理落ちでカクついてしまうようであれば30fpsにすれば負荷を軽減可能。
ただし一秒間の画面書き換え回数が半分になるので、動きの滑らかさは失われる。

公式サイトで配布されているキャラクタークリエイト体験版でこれらの設定を施し、動作チェックで確認してベンチマークスコアが高い設定を使用するのが望ましい。
公式では5,000以上であれば快適という評価が表示されるが、5,000ではエフェクトが多重に表示される場面などでは処理落ちが発生する可能性がある。

バックグラウンドで動いている常駐ソフトの停止 [編集]

ゲーム以外で動作させている不要なソフトを終了する。
ブラウザー(IE、Edge、Chrome、safari等)、音楽や動画プレイヤーソフトなど。
ブラウザの動画サイトなどは大きく影響する。

PCの右下のタスクトレイ(時計のあたりにある所)にある不要なソフトを停止する。
不要なソフトが動いているとそれだけ処理を割く事になる。
ただし、セキュリティソフトのような停止するとPC保護で問題が起きるものもあるのでよく分からないものは触らないこと。

検知ソフトに引っかからないようにする [編集]

  • セキュリティソフト等の除外設定でPSO2の入っているフォルダを選択し設定する
    nProtect関連は一部ウイルスバスターの類からウイルス(トロイの木馬)と誤認識される事がある為
    また、PSO2本体はログイン後に常時検査が実施され全体の速度が低下する為である
    ゲームの更新時にもウイルスバスターの検査を1つずつ通る必要性が出るのでアップデートが物凄く遅くなる
    検知ソフト一つではなく全てに実施する必要があり結構手間がかかるが公式でも推奨されている

(セキュリティソフトはPSO2のデータファイルを読み込む際に毎回チェックをする。
この影響により、エリア切り替え等に発生するロード時間がチェック処理能力により若干長くなってしまう。
一度チェックしたらゲームを終了するまで継続するという事も無いので同じファイルでも何回もチェックを繰り返す。
PSO2のインストールフォルダを除外フォルダとして登録してPSO2関連ファイルのチェックをさせない事で
セキュリティソフトの動作は停止させず、読み込みを高速化させる事ができる。
元々のチェックが高速なセキュリティソフトもあり、それほど影響のないものもあるので過度の期待は禁物。)

掃除をする [編集]

PCパーツが高温になると熱により性能が制限されます。ケース内部に埃が溜まらないようにしましょう。

  • [PSO2のインストールフォルダ]\pso2_bin\GameGuardの中で自動生成される「erlファイル」と「ervファイル」を定期的に削除する
    PSO2起動時に自動生成され、終了後にGameGuardフォルダ内に「erl」や不正終了時に自動生成される「erv」の拡張子がついたファイルは
    PSO2を終了するたびにファイルが生成され蓄積されてしまう。
  • 「erlファイル」と「ervファイル」削除のバッチファイル化
    テキストエディタを起動して
    「del /q "[PSO2のインストールフォルダ]\pso2_bin\GameGuard\*.erl"」と
    「del /q "[PSO2のインストールフォルダ]\pso2_bin\GameGuard\*.erv"」の2行を
    記入したらファイルを保存する時に、ファイルの拡張子を「bat」にする(例:erlDEL.txt→erlDEL.bat)
    後はそのパッチファイルをそのままスタートアップフォルダに入れるか、ショートカットをスタートアップフォルダに
    入れておけばPCを起動する度にerlとervファイルのみ自動で消去をしてくれるようになる。
    ※事前にコントロールパネル→フォルダーオプションの表示タブ内にある拡張子の表示や隠しファイルやフォルダの表示を有効化しておく事
    ※一部のPCではバッチファイル化してもエラーが起こるだけの場合があるので注意。

パブリックDNSサービスを利用する [編集]

昨今、パブリックDNSサービスというのが登場しており、そちらのサービスを利用すると
環境(◆)/時間帯(混雑時間帯除く)によりPSO2/NGSのゲームサーバーへのアクセスが格段に向上することがある。
※但し、前記全てのスタンドアロン環境での【PC読み込み高速化】対策項目を行ったうえで【自己責任】で行って下さい。
◆:エントリーPC環境に効果大/ハイエンドPC+高速プロバイダに対しては効果薄/不安定状態から安定する可能性有
★特にPSO2NGScloud(PC/SWITCH版)かつ(PC版)においてエントリーかつ低スペックPCにおいては
プチフリーズ/予期せぬ動作低下状況時において絶大な(利用前より急なプチフリーズになりにくい/利用前より常時安定動作)効果が
出る為、利用したほうが良い。【※但し※】
【※但し※】以下の状況の可能性がある為、利用時には【自己責任】の下で行うこと。
・法的遵守内でのエンタメ/ホーム/ホビー/プライベートでの利用に対しては全く問題はない。
・機密に関わるPCでの利用、漏洩する内容に生活/人生上直接プライバシーに関わる個人/法人に被害を被ることのあるPC利用
 及び、【それ以外】でのPC利用をしている対象のPCでは【自己責任で管理/設定すること】(対象PCでの設定ではお勧めしない)

<<【設定方法】>>
【コントロールパネル】
 =>【ネットワークとインターネット】
  =>【ネットワークの状態とタスクの表示】
    =>【アクティブなネットワークの表示】の右側に表示された【接続:】欄に表示されたネットワーク名を選択
     =>動作状況欄の【プロパティ】ボタンを押下
      =>【インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)】の項目を選択し【プロパティ】ボタンを押下
       =>【DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する】から【次のDNSサーバーのアドレスを使う】に変更し
         以下のパブリックDNSサーバーのアドレスを入力する。
         ※各自で以下に記載したどのパブリックDNSサーバーを利用するかを判断して選択すること。
          2025年1月現在、巷で高速通信”又は”セキュリティ安全性高い通信なDNSは主に以下の4つ。
          この4つ以外にも複数DNSサーバーを提供するサービスがあるが、この4つより劣る為、
         この4つが【全世界同時”以外のたまたまな状況”】でサービス停止した際に
         【保険として】各自で検索するのも一つの手として残しておく。
         ※優先:優先DNSサーバー、代替(だいたい):代替DNSサーバーの項目へそれぞれ入力
          ①【高速通信向け】cloudflare(クラウドフレア)/優先:1.1.1.1 代替:1.0.0.1
          ②【高速通信向け】Google/優先:8.8.8.8 代替:8.8.4.4
          ③【安全性通信向け】Quad9(クワッドナイン)/優先:9.9.9.9 代替:149.112.112.112
          ④【安全性通信向け】OpenDNS/home(オーブンディーエヌエス/ホーム用)/優先:208.67.222.222 代替:208.67.220.220
          設定後、【OK】ボタンを押下。これで設定完了。
最後にスピードテスト【Fast.com】のサイト(以外でも可)でスピード計測すれば
ネットワークスピード高速性と安定性が確認可能。認識と解釈は各自にお任せする。
但し、低位的な解釈で【やる前よりは((個々の環境にもよる)断然)マシ】な事だけは記述しておく。
(余談:パブリックDNSサービスの登場(発表)は200x年代から、(歴史上の最古参は各自”別途”要検索)上記DNSサービス4社が揃い踏みし、
2025年現在の速度/安全性になり始めたのは201x年代後半からである/各パブリック(キャッシュ)DNSサービスのwikipedia参照)